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G20

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昨年のリーマン・ショックは世界不況への導入であったと同時に、資本主義社会全体の転換期にもなっていると思う。
このところの世界経済は、借金をして世界中から物やサービスを買い込んでいた米国への輸出の上に成り立っていた。そして、対米輸出によって稼いだ資金が米国の金融市場に還流され、再び世界へと投資される、という米国中心の金融経済であったことも事実だ。
その証拠に、輸出依存のわが国では国内の需給は充分なのに主力メーカーの生産が過剰になって働き手が職にあぶれている。失業者の数は世界で2億人を超えるそうだから、米国の消費量は恐ろしいほど巨大だったわけだ。
今回、この経済システムを維持してきたG8はG20となり、疲弊した“先進国”にくらべ新興国の発言力が大きくなっているそうだ。
だから、夢よもう一度ということで、米国は参加各国に国内総生産(GDP)2%規模の財政出動を求めているが、この期に米国離れをしたい欧州連合はこの申し出に慎重になっているということだ。
さて、わが国は今回も「勿論、米国追従」なのは間違いないのだろうが、政府は今までの米国型経済に乗っけるものを替えるだけで済まそうと思っているのだろうか?